「そっか! それなら、いいんだ」 すると 「刹那ぁぁぁーーーーーーー!!!!! 刹那が消えた!!!! どこ行ったぁぁぁぁぁぁぁー!!!! 刹那ぁぁぁぁぁぁあ!?」 というお父様の悲鳴らしき声が聞こえてきた。 2人は顔を見合わせると、クスクス笑いあった。 「じゃあ、遼誠はここで! ついて来たら、お父様に叱られちゃうもの!じゃあね! 明日も来るのよ?」 いたずらっ子のような顔をして言った。 「分かったよ!じゃあな!」