刹那のお母様は首をゆっくり横に振り 「意識は戻ったの。 海外の医療技術でね…」 「刹那の意識が戻ったんですか!? おめでとうございます!! 良かったですね!!! 俺にも会わせてください!」 遼誠は嬉しかった。 ずっと、刹那の意識が戻らなかったらどうしようかとずっと考えていた。 すると、遼誠の笑顔と反対に刹那のお母様の顔が曇った。