その沈黙を破るように先生がおもむろに話し出す。
「それと、みんなにずっと黙っていたことがある。
本人の意思でなかなか言えなかったんだ。
知ってる人も何人かいると思うが、坂下は、世界で指折りの財閥の娘だ。
この学校も坂下のお父様によって、成り立っていると言っても過言ではない。
今回の件、
お父様はご立腹で学校への資金も取り止める、
とおっしゃっており、学校も危険な状態におかれ始めるようになる。
もしかしたら、お前達も転校せざるを負えないかもしれない。
情けないことにあとは、もう坂下次第だ。
俺たちにどうすることも出来ない…だろう」



