そして、スローモーションかのように



ゆっくりと…






刹那の体が宙に浮く。



その時

みのりは勝ち誇った顔をしていた。


「や、やったわ…。






とうとう…消してやったわ…。

目障りな存在が消えた!!!




これで…これで私に幸せが!!





遼誠に幸せが…!!!


あはははははははははは!!!!!









さようなら!





あなたより、私と遼誠の方がふさわしい!




悪役は墓地に行くのよっ!



勇者は幸せになるのっ!





恋愛ゲームは終わった!!!






ハッピーエンドよ!!」