はっきり拒否されたみのりは、顔を少し歪ませる。
「そ、そっかぁ〜。
そんなに、坂下さんのことが大事なんだね?
うん、分かったよ…
じゃあ、私は先に教室戻ってるね!
でも、ちゃんと話しかけたら答えてね!
無視は嫌だよ?
時々、そばにいても突き放したりしないでね?
みのりだって、傷ついてるんだからっ!
あの時のことは、遼誠も忘れていいよ?
謝ってくれて、ありがとう。
好きにならせてくれて…ありがとう」
みのりは遼誠が力無くニコッと笑って頷いたのをフワッと笑って返し、後ろを向き歩く。
後ろを向いた時、みのりの顔にはさっきの笑顔は消え、殺気に満ち溢れていた。
ーーーー消えればいいのに…
遼誠の前から…
そうすれば、みんな苦しまなくて済むのに…



