大きな鞄を提げた、中学生か高校生ぐらいのおさげ髪の少女は、 見慣れないお店の看板をしばらく眺めていた。 (さちまる? ジ・喫茶? なんて読むんだろ) わけあって、彼女はとっても疲れていたので、もうそれ以上考えるのをやめた。 (よくわからないけど、いいや。入っちゃえ。) ♪キィッ