いつのまにか、みぞれの中身は、からっぽだった。何も残らなかった。 切り立った崖の上に立たされたように、みぞれは焦った。 この先の人生のことを、何も考えていなかった! 情けない。自分が。このままではいけない。 何としてでも、変わらなければ。そう思った。