はあ。

アイスティーを待ちながら、窓の外の景色を眺める。

どこまでも、緑。

彼女……冷麦(ひやむぎ)みぞれ……は、ほおづえをついた。

第一志望の大学に合格すれば、それで人生はバラ色なんだと思ってた。