下駄箱を開ける時

昼休み中庭のあまり周りから見えない場所に移動した

この場所は目立たないわりには場所がよく
結構気に入ってる場所だ


「・・・・・・・・・・・」


昨日の手紙と今日の手紙を比べる
名前に筆跡は同じ

「悪戯ではない?」


誘惑に勝てずに昨日の手紙を開けた

『斎藤さんへ』

名前を見た瞬間背中ビクついた

まだ私と決まったわけじゃない
けど怖い・・・

覚悟を決め読み進める


『斎藤さんへ
少し前に俺が学校を休んでいる時
君が俺に委員会のプリントを届けてくれたんだよね?
ありがとう
直接お礼が言いたいだけど放課後中庭でまってます』


「お、お礼・・・私に?」

目うっすらと涙が溜まった
今までいろんな人に手助けしてきたけど
だれも私にお礼なんて言わなかった
言われないのは別にいい
でも、私の場合怖がられていたため
心を痛めていた