公園に着いたら

手を離してくれた。

「話って何?
 もう、話す事ないはずだよ…」


「俺は、納得してない。
 急に忘れてって言われても忘れねーし
 理由は言わないし…」


「頼む、理由だけでも教えてくれ!」


真剣な顔で聞いてくる光ちゃんは


少し寂しくみてた


「言えない…」


「何でだよ!
 俺は、あの約束を忘れた事何かない」


「美羽の隣にいたい…
 あの時から、ずっと思ってた…」



光ちゃん…


そんなこと言わないで…

私だって、本当は…

あの約束を守りたかった…


でも、無理なの!

もう、気づつくのは嫌なの!


「ごめん…守れなくて…
 私の傍にいて欲しくない。」


「それが、本音か?」


私は、コクンと頷いた…