「あれ…仲原くんじゃない?」


「え…」



光ちゃんは、私に気づいて近付いて来た

それを見た私は、また無視しようとした


光ちゃんを横切ろうとしたら

手を掴まれて、強く握りながら


「何で避けるんだよ!
 俺は、美羽に聞きたいことがあるんだ」

「ちょっと、来い!」


そう言うと、思いっきり引っ張られた


「何?離してよ。
 栞ちゃん、ごめん先帰っててー」


「わかった。じゃ、明日ね~✩」「うん!」



栞ちゃんと別れを告げて


私と光ちゃんは、近くの公園に行った