君といる幸せ





「律先輩……」

「柚、泣くのは反則」

「だって……私、嬉しくて…」

「まだ中身見てないじゃん。どうすんの?箱の中身が柚のいらない物だったら…」

「それでも、律先輩からのプレゼントだから、何だって嬉しいです」

「…柚姫…」

「っ…!」








律は柚姫の名前を呼ぶと、そのままキスをした。









「っ…律…せんぱ…い……」

「ん……柚……ハァ…口開けて?」

「んんっ…」








僅かに開いた隙間から、律は舌を入れ込み、柚姫の舌に自分の舌を絡めた。



次第にキスは深い物へと変わり、柚姫は立っているのがやっとで、律にしがみついた。
そんな柚姫の様子に、ニヤリと笑うものの、離すことはせず、柚姫のことを抱きしめ、キスをし続けていた。