不良に無理矢理、彼女にされた結果

 この男なら、やりかねない……。
 腕をつかまれてるから、逃げることはできない。
 ってことは………。
「さぁ、どうする??」
 男はそう言って笑う。
 コイツ!!私の困った顔見て、笑ってるんだよね!?
 最低!!
「なんかその顔、そそるな」
「はぁっ!?」
「まあ、断るならその先のことも……」
 その先!?その先って、キスより先ってこと??
絶対いやだ!!
「わ、わかった!!わかったから!!」
 結局、負けたのは私だった。
「ん」
 男は満足そうに笑った。
 なんでこんなことになっちゃつたんだろ………。
 私は屋上に行ったことを、酷く後悔した。
「……俺の名前」
「知らない」
「紫堂玲音。ちなみに、お前と同じ2年」
「ふーん??」
「だから、こらからは名前で呼び捨てにしろ」
 そんなこと言われても、興味ないし。
 そもそもこの男に興味もないのに、無理矢理彼女にされちゃったんだしっ!