「…おばかさん。」


「すまぬ、全然聞いてなかった。」


「もうっ!
 …、ちゃんと聞いててよね。」


「はーい。」



いやぁ、本当に聞いてなかったよ。
ごめんねぃ。(´・ω・`)


「なんかむかつくわ…、その顔。
 ま、いつものことだから慣れたけどね。

 で、本題に入るわよ。
 最近聞いた話なんだけど…ー」



佐幸の話を聞いたときはキタアァァと思ったよ。

だって、面白い噂だったんだもん。
知りたい?

んふっ、佐幸の話ではね、
僕の二つ隣のクラスにものすごい無口男子がいて、誰もその人の声を聴いたことがないんだっていうやつなんだけど…。

これは調べたい噂だね。
ほんとかどうか知りたくない?

だから、明日行ってくるんだ!
なになに、いきなりかよって?
それが不思議系僕っ娘な僕なんだ!!


「ー…とまぁ、凪には興味ない話…って、
 凪?なんか、はりきってる?
 嫌な予感しかしないんだけど…。」


「大丈夫だよ。
 なにもしないから!」


「そ、そう。本当かしら(汗)。
 じゃ、また明日学校でね。
 バイバーイ。」


「さいなら~!」



さて、明日が楽しみだあぁ!!