学校を出て三千里、じゃないけど帰っている途中である。



「今日の中田先生も、相変わらず
 ヘタレだったよね~。」


「ヘタレか…。」



懐かしいなー、リ○ーン。
ヘタレなDさん好きだよ僕。
あ、でも本命はごっきゅんだから。
というより全員好き、マジで。

「凪、なににやけてんのよ。」


「Dさんヘタレなの。」



「…は?
 誰だよその人(汗)」




Dさんを知らないなんて!
佐幸、それでもジャ○プ読者か!



「いや、私り○ん派だから。」



また読まれた!?
佐幸め…、読心術が使えるのだな。
くっ!羨ましいぞ!!



「違うから。
 全部声出てるから。」




「…クフン(泣)」




「というより、話、聞いてた?」




…………


「え?なんか言ってたの?」