「そ━いやお前等これから入学式か」 「うん」 兄貴は何かを考える顔をして、ひらめいたような素振りを見せた。 「じゃぁサボっちゃいますか★」 「…は?」 「屋上来いよ。俺のダチもいっぱいいるし」 うーん、どーしよ…。 「あたし行きたいなぁ♪」 香華が笑顔で兄貴にアピール。 「じゃぁ…行く?唯ちゃんはどーする?」 唯ちゃんはすごい迷ってる顔して 「…でも、鉄則…」 と、呟いた。