「まぁまぁ。落ち着いて━」 香華が蹴りを入れる気マンマンのあたしに言った。 「そ、そうだぞ!深呼吸しろって~」 兄貴が香華の止めをいいことに慌てて説得させようとしてきた。 「兄貴…それ以上言うと…大事な所にキックしますょ?(ニコッ)」 「すいません!!!」 兄貴って素直~。(笑) 「…優空ちゃん…彪雅<ひゅうが>先輩って優空ちゃんののお兄さんなの?」