屋上に行くといかにも不良オーラ丸出し~って人が三人たまってた。


「わりぃ。おそくなった~」


兄貴がそう言って屋上に入ってくと、まわりの不良さん達が一斉に振り向いた。


「彪雅先輩!おはようございます!」


二年生らしき男子二人が兄貴に声をかける。