「「俺たちが、心羽さんを守るっ!!!」」 え……………… 「俺がそうはさせない。」 「どうせなら、あんた監禁してあげよっか?ふっ」 「俺たちは、みんな心羽さんが好きなんだ。」 こんな考え方、俺には出来なかった。 心羽が、本当に消えてしまうことを恐れて、言う勇気さえもなかったのに。 俺は、彼氏失格なのかもしれない。 「俺は………俺は、彼氏しっ──」 「「遥汰さん!早く!!早く行って!!」」 この3人は、必死で心羽に会わせようと頑張ってくれてる。 早く………………行かなきゃっ!!