「あのね、付き合ってた彼氏がいたの。


でもね、卒業式の後、彼氏に呼ばれてたからその時間とおり、その場所のとおりで待ってたのに、ずっと待ってても全然来なくて………



1本、電話が入ったの。
出たら、彼氏で……


『もう、無理かも』って。


なんの意味かもわからなくて、ずっと待ってたけど来なかった。」



3人は、少し驚いた顔をしていた。





「俺たちが、探してあげる。」
真っ先に望桜がそういった。


え?でも、無理だよ。

どこにいるかもわからないのに……


「ふふ、大丈夫だよっ!まかせて!」


そう、友貴が言う。


「ありがと〜う!」


「任せとき!」