『咲百合、1日だけ…… 1日だけ、家に出させてくれ。』 頼んだ。お願い……… 『え〜?やーだよー!』 くそっ! 心羽………心羽……………… あの時の電話は、もう限界であんな電話をしてしまった もう、無理だったんだ。 心羽に、少しでも触れたくて………… 少しでも抱きつきたくて………… 少しでもキスがしたくて…………… 心羽の初めてを他の男に全て奪われる訳には行かない。 俺が、全てを叶えるんだ。心羽の初めてを……