私が愛すのはあなただけ・・・

「まあいんじゃね?」

「は?」

「だってしょうがないだろ。
 仕事だし・・・
 まあそれに今だって一緒に住んでる
 みたいなもんだしな。」


確かにお母さんたちがあんまり帰って
こないからご飯とかはいつも隼人の分も
作ってたしこれからもそのつもり
だけども・・・

「だけど、もし住むといってもどっちの
 家に住むの?」

例え住むとしてもどちらかがどっちかの
家に移らなきゃだし。

「確かにそうだよな・・」

「それはどっちでも良いんだけど。
 どっちにしろどっちかの家の水道
 とかとめないといけないし。」