「遊びじゃなくて君が好き」                                                                                                          



     私は信じられなかった。                                                                           



 まさか彼の口から「遊びじゃない」なんて言葉が出るなんて。
  



    (本気にしても遊ばれて終わり)
      



 私は心でそう思った。それなのに・・・


     


 「はい。よろしくお願いします。」

        
     口から言葉が出た

    

      

      
 私は返事を終え、階段を下りていると顔が真っ赤に染まった
       
  それは心なしか彼に恋心を抱いていたと言う証だった