夜も更けた頃。
時計の針は12時を指そうとしていた。

「よーし。じゃはじめよー。」

「一人2つくらいは話してよねー♪」
と美和子はノリノリの様子で
話をすすめていき、
美和子→和美→幸→私の順で
話すことになったのだ。

イヤイヤながらはじまってしまった。
美和子の顔つきが笑顔から話し手の顔に変わったとき
私は1度イヤな感覚に襲われたが
覚悟を決めた。
そして、美和子の話がはじまった。