「和ちゃんは、私と笑斗の幼なじみだよ。」 「俺らと同じ高校の2年生。」 「あ!確か中学の卒業アルバムに写真あったはず!」 愛はそう言って、本棚からアルバムを出してきて ペラペラとページをめくった。 「あ、居た居た。姫歌、この人が和ちゃん。」