「変なこと聞くけどさ、山科さんと俺って会ったことないよな?」 「うん、今日がはじめましてだよ?」 「いや、自分でもよく分かんねーんだけど 山科さんと似たような声、聴き覚えがあるんだよ。」 そう何か、俺の好きな… 「Kasumi!!そうそれだ! 俺の好きな歌手に声がそっくりなんだよ、山科さん。」 俺が急にデカい声出したからか、 山科さんが目をパチクリさせている。