「それではバンドウイルカのひなたくんにこの輪っかをキャッチしてもらいます! 誰か投げたい人はいませんか~?」 インストラクターのお姉さんが問いかけると、たくさんの子どもたちが手を挙げた。 イルカショーはもう終盤に移り、イルカとのふれあい時間が増えてきた。 正直、私もふれあいたいけどさすがに恥ずかしいからね……。 「優奈ちゃん、輪っか投げしなくてもいい?」 「……バカにしてます?」 「ははっ。してないよ」 先輩ったら、子ども扱いするんだからぁ!!