爽やか王子と甘い恋愛♡

 あっ……。



 実は、水族館をとりあえず一周するはずだったのに私がここでずっとペンギンの赤ちゃんを見ていたから動けずにいたんだ。




「すいません、私ったら……」



「いいよ。次はあっちだし、行こっか」



「はい!」



 先輩はそう言って当たり前のように手を繋いだ。



 だけど、いつもと違う。だって──。