俺はそっと優奈ちゃんを抱きしめた。




　そして────……。





　俺はゆっくり優奈ちゃんにキスした──。





　唇を離してから優奈ちゃんを見ると、今まで以上に顔が赤くなってた。



　それに、口をパクパクしてる。



　そんな姿に笑みがこぼれる。





「いっ、今……///」



「ふっ。優奈ちゃんが可愛いこと言うからだよ」



　そう言うと、「可愛いことなんて言ってないですよぉ…」って言って顔を隠した。