爽やか王子と甘い恋愛♡

 え!! もしかして誰か来た?



 そう思って扉の方を見ると。



「……あれ? もしかして君って、昨日の昼休みに会った……」



「あっ、佐倉です……」



「そうそう! 佐倉優奈ちゃんだ!」



 そう、私の目の前にいるのは昨日助けてもらった水澤先輩。



「はい。昨日は本当にありがとうございました」



「いえいえ。そんなことより、優奈ちゃんは何でここに?」