「優奈、これとかどうかな?」



 彩夏が見せてきたのは、空色をしたタオル。



 スポーツマンの海くんに合っている感じ。



「これ、海くんっぽい色だと思うよ!」



「でしょ~? よしっ、これとあとは……。写真立てにしようかな」



「いいんじゃない? ん~と……、写真立てはあっちだよ!」



「うん。行きましょうか♪」