あっ、待ってるじゃん! 早く行かなきゃ!!




 そう思った私は少し小走りで先輩の元へ向かった。





「先輩、こんにちは! 私、ちょっと遅かったですか?」



「こんにちは。全然いい時間だよ」



「ほっ。よかったぁ」



 あまり待たせてなかったみたいでホッとした~。



「じゃあ、他の2人と待ち合わせてるとこ行こっか。場所、取ってもらってるんだ」