「私…先に行くからっ!!」 恥ずかしくて、真っ赤な顔を見せられないまま、私は走り出した。 ―…どうしよう あんなこと言って 七世どう思ったかな? …私ならカバン投げられた時点で怒るのに その上、意味分かんない遠回しの告白をされるし こんなの私がおかしい人みたいじゃん!! もう話してもらえなかったらどうしよう… 幼なじみっていう関係だけは壊したくなかったのに。