七世の推薦を渋るような言葉にホッとする私。
七世に振られたのに、まだ好きな私はかなり諦めの悪い女。
―…でも大好きなんだもん。
簡単に推薦とかで離れる訳にはいかないんだから!!
だって仮に七世がサッカー推薦で遠くに行っちゃったらすごくモテるはず。
いや、モテないはずがない。
七世は普通にしててもかっこいいけど、サッカーしてるともっとかっこいいもん。
「…面接とか面倒くさいしね!」
慌てて言葉を付け足す私を見てニヤリと笑った七世。
「小夏、オレに行ってほしくないんでしょ!?」
.
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…