そんなことを思った瞬間、体に走った衝撃。 まさか小夏…タイキックした? 「あんたみたいな腐れ、好きになった私がバカだった!!」 鼻声の小夏。 激痛に座り込んだオレを見下ろしていた。 腐れって言葉に傷付きながらも次の暴言に覚悟をした時。 「……………好きになってごめんね。」 そんな言葉とともに、目の前から小夏が消えた。