「あ………えーっと……」 オレの声が暗闇に小さく響いた。 やっぱり小夏ってオレのこと好きだったんだ… こんなの小夏から聞いた話じゃないから半信半疑だった。 でも……半分は信じてた。 自惚れてるとか思われるかもしれないけど、心のどこかで嬉しいと思ってみたいで。 でもこの嬉しいって気持ちは 好きとは別物なんじゃないかって思うんだ。