七世の大きくなった手も 伸びた身長も 全部全部、大好き。 私の気持ちは、もう抑えておくことなんか出来ないよ。 「……七世……」 小さな声で七世を呼ぶ。 振り返った顔は、不思議そうに私を見つめた。 「……………すき。」