我等特別忍者でござる

城について殿に色々と話してもらい姫の部屋に行くよう、言われた。

姫の部屋は広いが汚なかった。

部屋を見たとき梅乃さんがこう叫んだ。

「うおー!ワンダホーだね!」

何がワンダホー?
と言うかワンダホーって何者?

「姫は?」

冷静な声で聞いたのは佐熊さんだった。

そう言えばいない…。

「殿、姫は?」

疾風先生がついてきた殿に聞いた。

殿は私たちをすり抜けて部屋を見渡した。

「桜吹雪!出てきなさい!」

殿が叫んでも出てくる気配はなく…。

私はふと目を閉じた。

…………………ギシッ

私は目をあけ部屋の中で音のする方へ向かった。

広い部屋の棚辺りに向かう。

「紅?」

「紅どうしたんだ?」

「ん?」

「紅ちゃん?」

「…音、か…」

「音?佐熊、紅ちゃん何か気付いたの?」

「…」

いきなり私が動き出して皆が口々に話す。

私は目的地について天井のふたを開けてそこに登った。

「くっ!」

上について陰が動くのを見逃しはしない。

すぐさま走り、動く物体を掴んだ。

「きゃっ!?」

「姫でいらっしゃいますか?」

「誰!?」

「使いのものとなる者です。松竹梅忍者学校の実習生です。」

「忍者?」

「はっ!みなさんが待っています。」

「うん…ってちょ!?」

私は姫の腕をギュッと掴み思いっきりその場を飛び下に降りた。