「いやいやそっくりだろ 俺これ買うわ」 え、え? そう言うと2つとってレジに持って行く。 ぼーっとその様子をみていたら 宮野くんは戻って来て 「はい」 一つを私に渡してくれた。 「いいの?」 「ああ、だって欲しいんだろ だからお揃いな」 うわあ、宮野くんとオソロイのものを付けられるなんて 付き合ってるっぽい!付き合ってるぽい! 「ありがとう、一緒大事にします」 「ふっ、大げさだろ」 「本当だもん!」 お互い学校のカバンに付けることになって、大切にしまうと宮野くんは言った。