ピュアなお前に甘めのKiss*



未来ちゃんがニヤニヤしている所で

私は顔を手で隠すとチャイムが鳴った。


これから午後の授業。

これさえ終われば、宮野くんと一緒に帰れるから頑張ろう


私はそう思いながら

ナナメにいる宮野くんを見た。


やっぱりカッコイイなぁ

私なんかが付き合っていいのかな、なんて思っちゃう。


ぼーっと見ていると

私は彼を好きになったきっかけを思い出した。


あれは今から半年前の事だ。


3年間、同じクラス制の私の学校

半年前の1年生の頃も当然、宮野くんと同じクラスだったんだけど

接点がなくて話したことは無かったの。