「俺の理性ギリギリで保ってんだよ 大好きなお前と朝まで一緒にいられるって浮かれ過ぎて お前に今、何かされたら止められなくなりそうで怖え」 え……? 「大事にしてぇって思ってるクセに、触りてぇとか思ってる 今だってお風呂上がりのお前が……やべぇって……」 ちらっと私を見る宮野くんに私の顔がどんどん赤くなる。 「そんな自分が許せねぇ、から 今日はあんまり誘ったりすんな」 顔を隠してしまった宮野くんの手をぎゅっと掴んで言う。 「翔くん、私幸せ……」