「ねぇ、華 これからも友達でいてくれるよね?」 「う、うん……もちろんだよ」 功星に言われるがままに応えると 「じゃあもう僕の用事は終わりだからいいや」 と言ってドアまで歩いて行った。 え?功星……? 屋上から出て行ってしまった功星。 言いたいことがあるって言ってたのに。 でも今はそれよりも…… 「華……違うのか?」 宮野くんだ。 「え、何が?」 ゆっくりと歩いてくる宮野くんに戸惑いなが聞き返すと 「アイツの所に行ったりしねぇ?」 眉を伏せてそんな事を聞いてきた。