ピュアなお前に甘めのKiss*



しかし、意味の分からない言葉を功星は紡ぎだす。


OKって何?

何の話をしているの?


私だけが何も分からなくて、会話が進んでく。

そしたら宮野くんは


「そっか、」

と言って優しく笑った。


「幸せになれよ」


その笑顔はとても泣きそうで、

去っていこうとする宮野くんを私は引きとめた。


「待って……!」

その瞬間功星も話しだす。


「何言ってんの?

僕、これからも友達でいてって言っただけなんだけど」


「は?」


宮野くんは勢いよく振り返った。