「早く言わなくてごめんね 明日は待ってなくて大丈夫だから」 私がそう言うと宮野くんは私を睨みながら言った。 「なんだよ……それ。」 そして、クツを脱ぐ。 まだクツを履いてない私を無理やり引っ張ると 「宮野く……っ」 開いている教室にぐいっと押しこんだ。 ピシャリと閉まるドア。 冷たい表情の宮野くん。 その表情にびくりと肩を揺らしたら 「お前って本当勝手なヤツだよな」 宮野くんは小さくつぶやいて私にキスをしてきた。 「っんんぅ!!」