ピュアなお前に甘めのKiss*



私の言葉に何も言ってくれない宮野くんに

また怒らせてしまったかなと顔の表情をうかがっていると


「お前さ……」

宮野くんは消え入るような声で言った。


「アイツの事、名前で呼んでんのかよ……」

えっ!?



「アイツだけが勝手に呼んでるもんだと思ったけど

そうじゃねぇみたいだし、いい感じになっちゃって

お前ら本当に生徒会やってんのかよ。

遊んでんじゃねぇの?」


「なんで……そんな事言うの?」


宮野くんの冷たい言葉に私は震える声で言う。