「本当そういうのいい加減にしてほしいんだよね どうせキミもジャンケンに負けたとかで仕方なくやってるんだろうけど 仕方なくやって迷惑かけるヤツって一番イラナイんだけど」 確かに……確かにジャンケンに負けたけど 迷惑だってたくさんかけちゃってるけど…… 「適当にやれば終わるって思ってるんでしょ? 本当迷惑。 そんな事思ってるなら帰っていいよ」 「そんな事……思ってない!」 私は泣きそうになるのを我慢して大きな声で言った。