次の日ー。 その事を未来ちゃんに言うと 「ちょっと〜!あれだけ言ったのに〜」 お叱りを受けたのだった。 「やっぱりさ、手を繋ぐなんて無理だよ 私さ宮野くんと目が合うだけで照れて何も言えなくなっちゃうもん」 手をつなぐなんて、大胆な事まだ出来ないよ。 「ん〜じゃあ宮野にリードしてもらうしか……」 その時 「うるせぇよ!」 宮野くんの大きな声が響いた。 何?何があったの? ケンカとも思われるような声に驚いて 宮野くんを見れば目が合って 思いっきり目を逸らされる。