「ありがとね。悟のことも気にしてくれて」 「ああ、いい弟じゃん?お姉ちゃん思いの」 可愛いくはねぇけどな。 「あとね……少し聞こえちゃったんだけど」 チラチラ俺を見て言う華。 「大事にするって………」 うん、その仕草もな 本当可愛すぎだから。 「当たり前だろ。 お前の事、一生大事にするよ」 「宮野くん……っ」 お互いに見つめ合う。 華の部屋に包まれた香りは俺の理性を簡単に崩してく。 「好きだ、華」 グイっと顔を引き寄せてキスをしようとした瞬間