ふと、見るとまんじゅうのゴミが俺の目の前にある。 「あれ、宮野くんもうコーヒーも飲んじゃったんだ」 ちっ、コイツ人のもの飲み干しやがったな!! もう我慢は出来ねぇ!! 絶対何かしてやる!! 「じゃあ、もう1回入れて……」 「いいよ、華。 ここにいて」 甘くささやく俺。 コイツが部屋に居座るっていうなら居づらい雰囲気にしてやるよ。 案の定顔を赤くする華に言う。 「照れてんの?」 ほら、どうだ。 居づらいだろ!! 勝ち誇ったように弟を見ると 「痛い……」