「そんな、避けたりしないよ

私も……されるのかと勘違いして恥ずかしくなっちゃったから」


「まじか、良かった

正直本当焦ったわ。

だから屋上呼ばれた時も絶対別れ話だと思って」


宮野くん、だからあの時深刻な顔してたんだね。


「でも違って良かった。」

「うん」


お互いにぎゅっと抱きつく

そうするとちょっと意識しちゃって恥ずかしくなった。

きっと宮野くんも同じ気まずさでいると思う。


「あの……よ、」

「うん」


「好きって言うよりも

キ……キス、した方が伝わるらしい」


!?!